螺旋転がるクラインの壺、波紋数えるフィボナッチ

相場の話。絵と字。自身が罹患したIgG4関連疾患と日常について記録。

陰には陽、陽には陰が引き寄せられる。

頭ばかり大きくなっていると、物事が停滞するばかりかどこにも行けなくなってしまいます。

地球では行動することをもってして新しいステージへの階段を上っていくようにできています。

知識だけでは部屋から出られませんが、知恵があれば部屋から出て新しい世界を体験することができます。天はそれこそを求めています。

自分には知恵がない、と思ったら、知恵のある人間のそばで行動することが有効に思います。行動力のある人の近くで行動しながら思考を繰り返すことで、知恵がついてくるのです。

 

こういうものの書き方をするとどうも宗教っぽく感じたりなにか胡散臭いように思う人間もいますが、宇宙というのは法則があり細胞のなかにも同じく法則があるので、それを深層心理で受け止めている人は「そういうもんである」「そういう風にできている」と陽の気で過ごしておられるのです。

 

世界は陰陽でできています。

実態の価値を見極められず、メディアや他人のいい加減な意見で価値を乱高下させている商品がたくさんありますが、ネガ気質の人間はこういった沸騰狂乱なものに惹かれ高値をつかみます。

 

相場は、大学などでする研究とよく似ており、観察し法則を見つけ検証し、ルールを作りシンプル化し、それをただ淡々と取引する、それだけのことなのです。

人の意見や手法はどうでもいいのです。どうでもいい、というのは、参考にならないということです。手法などなんでもよく、自分で作った問題に対して自分で回答し続けられるかどうかということです。最初は他人が作った問題を解いていてもいいのですが、どこかで自分の作ったものに落とし込んでゆく必要があります。

職人は師匠がいてもいずれ自分の作品で独立していくのと同じです。

 

なにか問題があったり人が自分を不愉快な状況に陥れたと感じることがあるかもしれません。

相場で資産を増やしていく人間は、そういった局面に出くわしたときに「自分のこういう態度がそれを引き起こしたのかもしれない」はたまた「理不尽なことはあるものだ」と、出来事を組織や他人のせいにすることはありません。

なぜ共通しているかというとそれはやはり相場が宇宙(思考感情)だからです。謙虚に、それでいて媚びることなく向き合う必要があります。

 

相場で儲かっているからと、アルバイトをドタキャンする学生がいます。

必要がないのであれば、けじめをつけて退職すればよいのですが、自身がネガゆえに今の状況維持におそれがあるために籍だけ置いておきたいのでしょうか。

シフトをいれた以上は契約、そしてそれは信用であることを理解していれば、お金よりも信用を積み重ねる(信用を稼ぐ)ことのほうが大切だということでこのような行動にはならないのですが、こういった若者がいるということです。

 

陽の行動をし続けることの難しさがあるのかもしれません。